日々の生活を調整する。
「あなたが自然の命令を無視し続けたのならば、自然はあなたに痛みを与えるだろう。それを治すには薬を胃に流し込むのではなく、熟練した機械工に頼んで、あなた自身を修理してもらい、体の全ての部分が自然の欲求に従って働くように、調整してもらうと良いだろう。」
オステオパシーの創始者スティル博士はこんな格言を遺しています。
病気やケガ・不調などは「自然の法則」から逸脱した時に起き、それらはこれ以上悪くならないようにとサインを出しているのではないでしょうか?
様々な症状を抱えた方々のお身体を拝見しますと、皆さん日常生活やお仕事などでお身体を痛めていて、それに気付けないでいます。
身体は正直なもので身体そのものにどのようにして痛めているのか、しっかりと刻み込まれているのです。
日常生活でも、お仕事でも、日々ちょっとした事で自然の法則から逸脱していまうことがあります。
意識・運動不足・運動のやりすぎ・姿勢・行動パターン・食事・睡眠・感情・心・・・
そして、塵も積もれば山となるという言葉がある通り、お身体の問題も積み重なっているものです。
痛みはサインと言っても痛みが出てからでは、骨格の問題はかなり進行していますので、痛みが出る前から定期的にオステオパシーを活用する。
意識をご自身のお身体に向け、自然治癒力が最大限に発揮されるように、日々の生活を調整してはいかがでしょうか。